ひとりよがり

無気力美大生を経て社会人となったデザイナーの独り言

機能不全家族

一方通行的な〝約束〟の呪縛

父から一方的に押し付けられ交わしてしまった約束の束縛感に疲れることがある。私の父は、親子間で約束を取り付けることがあるのだが、例えば進路テストの点数部屋の管理こういったことを「進路はこういう道へ行くと決めたことをパパと約束しなさい」という…

八つ当たりは構って欲しい気持ちの裏返し

私は時々自分の人生がいかに失敗であるかを親にぶつけてしまうことがあった。幼い頃のしつけが厳しすぎたからルールばかりを尊重する面白みのない人間になってしまっただとか、バイトをさせてもらえなかったから好きなものが自由に買えなかっただとか、教職…

いい子でいるためには、自分など無いほうがいい

人によって態度を変える。これは誰しも日常的に行っていることだ。親、先生、友達、知らない人、それぞれに別の対応をするだろう。人間は様々な顔を持っている。◆とりわけ私は自我が薄いので、基本的に人に合わせた態度を取る。上に挙げたような、自分と相手…

離人症と共に生きている

およそ高校2年生くらいから、離人感というものを自覚するようになった。自分がここにいるという実感がない、テレビの画面を見ているような感じ、意識が薄くなるような感覚。当時は離人症という概念を知らなかったので、何となく現実感が薄いなぁと思いなが…